装具外来

装具外来は、患者さま一人ひとりの症状や身体に合わせて、足や膝、腰、手などを支える医療用装具を作製・調整する専門外来です。

装具外来イメージ

装具外来イメージ

治療やリハビリテーションの一環として装具を適切に使用することで

  • 痛みや関節への負担の軽減
  • 再発予防
  • 歩行機能の改善
  • スポーツや日常生活の動作をサポート

などが期待できます。

当院では医師が診察を行い、患者さまの症状や生活スタイルを考慮したうえで、義肢装具士と連携しながら適切な装具をご提案します。一人ひとりに合った装具を作製し、快適に使用していただけるよう装着後の調整やフォローアップまで丁寧に対応します。

当院の装具外来は【毎週金曜日16:00~17:30】に実施しています。
装具外来は予約制で診察の結果、装具療法が必要と判断された患者さまに対して、診察後に装具外来の予約をお取りしています。

装具外来の特徴

医師と義肢装具士が連携した装具作製

診察結果をもとに医師と義肢装具士が連携して装具を作製します。患者さまの症状や身体の状態を正確に評価し、最適な装具をご提案します。

【当院連携の義肢装具製作業者】
HARMONICS

一人ひとりに合わせた装具の選定

装具にはフルオーダーメイド品や既製品があります。

既製品では対応が難しい場合でも、身体形状や関節の状態、生活環境に合わせてオーダーメイドで装具を作製します。

装着後も継続してサポート

装具は作製して終わりではありません。実際に使用していただいた後も装着感や効果を確認し、必要に応じて調整や修理を行います。

日常生活からスポーツまで幅広く対応

痛みの軽減はもちろん、スポーツ障害や仕事中の負担軽減など、患者さまの目的に合わせた装具をご提案します。

装具療法で期待できる効果

装具療法は、関節や筋肉を適切に支え、身体への負担を軽減する治療法です。

症状や目的に応じて装具を使用することで、次のような効果が期待できます。

  • 骨折などの患部の固定
  • 痛みの軽減、関節や筋肉への負担を軽減
  • 歩行や立ち座りなどの日常生活動作の改善
  • ケガや症状の再発予防
  • リハビリテーションのサポート

患者さまの症状や生活スタイルに合わせて適切な装具を使用することで、より快適な日常生活を送れるようサポートいたします。

装具の対象・適応疾患

次のような症状や疾患でお悩みの方は、装具療法をご検討いただけます。

症状・部位 病名 装具
足が痛い 足底腱膜炎 モートン病 扁平足による歩行障害 外反母趾 など インソール
足首が痛い 足関節捻挫 変形性足関節症 アキレス腱障害 シンスプリント など 足関節サポーター インソール
膝が痛い 変形性膝関節症 膝関節靭帯損傷 半月板損傷 など 膝サポーター インソール
腰が痛い 変形性腰椎症 など 腰椎コルセット
手が痛い 手や手首の腱鞘炎 手根管症候群 ドケルバン腱鞘炎 母指CM関節症 など 手関節サポーター CM関節サポーター
指が痛い つきゆび 関節変形 など 指用装具
骨折による痛みなど 脊椎圧迫骨折 足関節骨折 膝蓋骨骨折 など 骨折用装具
その他、医師が装具療法を必要と判断した疾患

※他にも、肩や肘、首など様々な部位に用いられます。

※症状や疾患によって適応となる装具は異なります。詳しくは診察時にご相談ください。

装具外来を受診する流れ

  1. 1.医師による診察・装具の処方

    まずは医師が症状や痛みの原因、身体の状態を診察します。

    装具療法が必要だと判断した場合は、症状や生活スタイルに合わせた装具を処方します。

  2. 2.義肢装具士による採寸・採型

    装具外来の予約日にご来院いただき、義肢装具士が採寸・採型を行います。

    また装具の種類や機能、費用、健康保険の申請方法についてもご説明いたします。

  3. 3.装具の完成

    装具が完成しましたら実際に装着していただき、サイズやフィット感、動きやすさを確認します。必要に応じて細かな調整を行い、快適に使用できる状態でお渡しします。

  4. 4.装具代金のお支払い

    装具代金は義肢装具製作業者へお支払いいただきます。(現金支払いのみとなります)

    治療用装具の場合は保険対象となるため、いったん全額をご負担いただいた後、健康保険へ申請することで自己負担分を除いた金額が払い戻されます。

    (例)腰の疾患で自己負担割合3割の患者さまが腰椎コルセットを作製した場合
    腰椎コルセット代30,000円を一時立替払い
    ↓
    健康保険へ申請
    ↓
    数か月後に21,000円(7割分)が還付

    ※治療目的として認められない場合は保険適用にはなりません。また、直近に同じような装具を作ってすでに保険申請をしている場合も保険適用外になる場合があります。保険適用の可否や自己負担額は装具の種類や加入されている健康保険によって異なる場合がありますので、詳しくは受診時に医師またはスタッフまでお気軽にご相談ください。

  5. 5.健康保険への還付申請

    必要書類をご自身の加入されている健康保険へ提出し、療養費支給申請を行います。

    原則として患者さまご自身で申請を行っていただく必要があります。

    申請が承認されると、自己負担額を除いた金額が払い戻されます。

    必要書類等については装具完成時に詳しくご案内いたしますのでご安心ください。

※なお一度お渡しした装具は特別な事情がない限り返品・交換はできません。あらかじめご了承ください。